コーヒーノナマエ???
コーヒーの名前ってカタカナで変わった名前?が多いですよね。
しかしコーヒーの名前のなかにはいろいろな情報がかくれていて、それが理解できると
そのコーヒーの品質がわかります。
例えば、モトラコーヒーの「グアテマラ ゴールデンパレンシア リオ コロラド農園
SHB」は「グアテマラ→生産国名、ゴールデンパレンシア→地区名、 リオ コロラド農園
→収穫された農園、SHB→グレード」という具合になっています。
いろいろな国のコーヒー生豆のグレード
グアテマラのコーヒー生豆のグレード
SHB(Strictly Hard Bean) | 標高1,350m〜 |
HB(Hard Bean) | 標高1,200m〜1,350m |
SH(Semi Hard Bean) | 標高1,050m〜1,200m |
EXP(Extra Prime Washed) | 標高900m〜1,050m |
PW(Prime Washed) | 標高750m〜900m |
このように標高が高いところで収穫されたコーヒーのグレードが高いのです。
各生産国によってグレード・等級の表し方は違い、各国独自の表記がありますので、これから紹介したいと思います。
ブラジルのコーヒー生豆のグレード
ブラジルのコーヒー生豆のグレードは異物の混入数、豆の大きさ等が併記され少し複雑になっています。
グレード | 異物混入によるマイナス |
No.2 | 4点以下 |
No.3 | 8点以下 |
No.4 | 26点以下 |
No.5 | 46点以下 |
No.6 | 86点以下 |
No.7 | 160点以下 |
No.8 | 360点以下 |
NO.1が無いのは、「欠点豆がゼロになることはありえない」ということだそうで、
そのため、No.2が最上級グレードとなります。
12〜20のスクリーンサイズ(SCR)も併記されます。
12~13 | 特小 |
14 | 小 |
15 | 中 |
16 | ふつう |
17 | 準大 |
18 | 大 |
19~20 | 特大 |
基本的に大きいほど高評価です。
コロンビアのコーヒー生豆のグレード
コロンビアの等級は、単純にスクリーンサイズ(コーヒー豆の大きさ)で決まります。
コロンビア国内統一の規格で単純に大きさを表す等級になっていて風味とは関係ありません。
グレード | スクリーンサイズ |
Excelso Premium エクセルソプレミアム | 18 |
Excelso Supremo エクセルソスプレモ | 17 |
Excelso Extra エクセルソエクストラ | 16 |
Excelso Europa エクセルソ ヨーロッパ | 15 |
Excelso UGQ エクセルソ UGQ | 15が全体の50%以上・残りは14 |
Excelso Maragogipe エクセルソ マラゴジッペ | 17 |
Excelso Caracol エクセルソ カラコル | 12 |
インドネシアのコーヒー生豆のグレード
インドネシア産コーヒーのグレードは、300gのコーヒー豆のなかにどれだけ欠点豆があるかで、格付けされます。
また、スマトラ島で生産されるマンデリンのなかには、SG(スーパーグレード)という等級のものがあります。
これは、アチェ地区とタケンゴン地区の中で標高が1400〜1900mの場所で栽培されたものを指し、最上級品質とされます。
G1 | 300g中、欠点豆が0~11個 |
G2 | 300g中、欠点豆が12~25個 |
G3 | 300g中、欠点豆が26~44個 |
G4 | 300g中、欠点豆が45~80個 |
G5 | 300g中、欠点豆が81~150個 |
世界中のコーヒー生豆のグレード・等級について
- 世界中のコーヒー生豆のグレード・等級は、そのほとんどが、コーヒー豆の大きさ、欠点豆の混入数によって、格付けされています。
コーヒー豆の粒が小さくても、風味のとても良いコーヒーは、たくさんあります。
是非いろいろなコーヒーをたくさん試してみてください。